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佐藤譲二さんからバトンタッチを受けた吹野です。
私がD-PROの存在を知ったのは、"THE DEAF DAY 96"のときでした。
DYCメンバーだった人から「"THE DEAF DAY 96"があるけど、参加してみないか?」と誘いを受け、
軽い気持ちで参加したことを今でも鮮明に覚えています。
このイベントは、私が今までの経験や想像をはるかに超えるもので、かつてない新鮮さと衝撃を受けました。
これまでの生活を一変するほど、人生を変えてしまうものとは思いもよりませんでした。
イベントに参加する前までは、ろうとしての自信が持てず、
どちらかといえばマイナス思考で動くことが多かったのでした。
何故?どうして?と、疑問をもち、自問自答を繰り返しても、
ちゃんとした明確な答えになっていなくて、悶々とした人生を送ってきました。
D-PROの理念「私たち、ろう者を、日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者であると考えています。
(以下略)」に、何故こんな当たり前のことが気づかないなんて…。
自分の鈍感さにあきれてしまいました。
ともあれ、このイベントに参加したことがきっかけで、一気にパッと目が覚め、
今までの疑問がみるみる氷解していったことが自分でもよくわかるくらいでした。
それからオータムスクールに参加し、「手話学」コースを選択しました。
手話の記号記述のひとつである「ハムノーシス」の講義を受け、ますます興味が湧きました。
当時、手話学リーダーの棚田さんから「手話学メンバー」に入らないかと勧誘を受けて以来、
現在までスタッフとしてD-PRO活動に関わってきました。
4年前、私はスタッフの中でも、最初にデフの子供が生まれたので本当に涙が出るくらい嬉しかったです。
現在ではもう3歳になり、ちゃんとした手話を話すのでますます可愛らしく思えてしまいます。
二人目もデフで、デフファミリーとしてごく当たり前の生活を過ごしています。
今は、家事事情により、行事に参加やお手伝い等がなかなかできないことが多く、
スタッフの中で一番薄い存在になってしまっているかもしれません…。
でも私としては、できるところはできるだけ関わっていきたいと思っています。
宜しくお願いいたします。
次のバトンを渡す人は、緒方政治さんです。
緒方さん、しばらくお会いしていませんが、お元気ですか?
ワールドパイオニア社主催の手話教授法講座に同期として一緒に学びました。
彼は同期の中で一番年配の方なのに、前向きに一生懸命に学んでいる姿が印象的でした。
この努力家の姿勢に買われてか、スタッフ入りになったので私としては嬉しく思いました。では。 NEXT(次へ)
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