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宮腰さんからバトンを受け取った佐藤です。
私が、Dプロに関わり始めた時の記憶というのは、正直あやふやです。
(私は本当に記憶力が弱いんです・・・。ボケの前兆かもしれませんな。) たしか、Dプロの前身というか、まだ統合される前の手話学チームで知り合った吹野さんから、
Dプロの記録係の仕事をやってみないかと誘われたのが、関わりの始まりだと思う。そのはずだ。 でもそのずっと前に、現代思想の「ろう文化」特集の本と出会ったのが、
Dプロとの赤い糸の始まりだったことは、僕の中ではまぎれもない事実です。
それぐらい、衝撃的な出来事だった。
その本を手にした時は、自分でも信じられないくらい貪る様にすみからすみまで読んだものです。 当時のろう社会やアカデミック界では、センセーショナルに賛否両論が渦巻いたようですが、
私はなによりもまず福祉という空間とは違ったところで、
ろう者がろう者自身の言葉でろう者とは何か?と追究したり、
議論を戦わせるその空間が現実にあるのだということに感動したのです。
実際、Dプロの活動に関わり、いろんなろう者(ろう者でない人も)に出会いさまざまな刺激や勇気をもらいました。 Dプロが誕生してから14年が経とうとしていますが、ろう者を取り囲む環境は依然として厳しいし、
目が眩むような速度で移り変わる世界の流れの中でろう者はさらにろう者として生きることの困難さに
ぶつかっていくだろうと思う。
それでもろう者として生を授けた以上ろう者とは何か?という本源的な問いをずっと持っていたいと思う。
(時にはユーモアも忘れずに。)
個人的都合で私はスタッフから要員に下がりましたが、
今後も微力ながらスタッフの皆さんと一緒にDプロの活動を支えて行きたいと思います。
次にバトンを渡す人は吹野昌幸さんです。 最近は家庭事情など忙しくあまりDプロの活動に関われていないようですが、
裏で会計の仕事をこつこつ頑張っています。
気さくでとてもいい人です。よろしくお願いします。 NEXT(次へ)
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