オータムスクール2006
2006年10月14日〜15日
DPROオータムスクール
〜4年の時の流れを経て再び開校へ!〜
日時 2006年10月14日(土)13:00〜15日(日)12:00
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
オータムスクール、無事に完了!

オータムスクール事務局を担当してまず最初に感じたことは、ろうか聴かに関係なく日本手話で講演しようという時代が到来したということだろう。
今回、4本の講演(レクチャー)が用意されたが、講師はろう者2人、聴者2人である。オータムスクール構想案を事務局会議で検討していたときのこと。
手話通訳を誰々に依頼するつもりだという私の発言に、事務局長の野呂さんの「日本手話のできる聴者が講演をするとき、当然かのように手話通訳を付けて日本語で話すという姿勢に疑問を感じる」というコメントを受け、さっそく聴の講師2人に打診。
2人とも「自分の下手な手話で全部を話すのは…」と日本手話で講演することに躊躇されたが、私の再三の説得?で、玉田氏は前半(自分の子どものことや特区にとりくんだきっかけ等)は日本手話で、後半(特区に関して)は日本語で話し、岡氏はアシストとして私が待機し、必要に応じて解説を加えるという形をとった。
聴者の日本手話は母語でないのだから、確かに流暢さという点では問題があるのかもしれない。
けれども、同じ土俵で知りたい、学びたい、議論したい、というのであれば、やはり、同じ言語話者同士で、というのが一番である。
国立オリンピック記念青少年総合センター
そのためには、いつまでも手話通訳に頼る…というのでなく、聴者が自ら日本手話で、というスタンスにしていくためにも、聴者に日本手話によるパブリックスピーチを経験させるという機会を増やすことが重要だと思うし、ろう者の役割のひとつだもと思う。
そんなことをしみじみと感じたオータムスクールでした。
ともあれ、参加してくださった皆様、講師の皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

(事務局 木村晴美)

第1日目:10月14日(土)
レクチャー1:手話学「CLを用いた構文について 〜CLと身振りの違い〜」(小薗江聡)
レクチャー2:ろう教育「バイリンガルろう教育特区改革に向けて 〜ろう児を持つ親の立場から〜」(玉田さとみさん)
分科会1:ろう者のための日本語(木村・赤堀)
分科会1:聴者のためのろう文化入門講座(數見)
分科会1:身体表現論(米内山)
分科会1:ろう教育講座1(池田・岡本・小野・玉田)
分科会2:ろう者のための手話学講座(海野・川島)
分科会2:聴者のための手話学講座(小薗江・市田)
分科会2:ろう歴史学講座(野呂)
分科会2:ろう教育講座2(池田・岡本・小野・玉田)
第2日目:10月15日(日)
レクチャー3:ろう者学「世界の言語政策の動向について 〜ろう者の言語権をめぐっって〜」(岡典枝さん)
レクチャー4:ろう者学「ろう社会におけるエンパワーメント」(赤堀仁美)
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